20140522

ただのメモ。ただの眼も耳も聴力として。



昨夜は(夢で)しばさんと二人で
黄泉の国へ旅立って来た。


絵画の大作を完成できずに
無念の死を迎えた女の子に呼び出されて。



でも、こっちも向こうもそんなに大差無かったよ。

街が在って、
寄り合いのアパートメントギャラリー(アトリエ?)が在って、

夕方が永い。あと色が 強い。


その女の子は生き生きと怒っていた。

“あなた、今、この瞬間も、絵、描いたらどうなの?”






かくして、

先日の満月から 私の 四時起きの生活が始まった。



千葉は田舎の千駄堀付近にて。

日の出ちょい前から囀出す鳥たちの連絡と

おもむろにキッチンを掃除する父の気配に




私も起きて絵を描く。
ここ最近の身体の不調は寝過ぎだったのだ。
きっと。


そしてふと思うのは
環七は八潮と板橋の間に住まえたらいいなと
漠然と。

20140520

co git o .


 
 

“そっちいっちゃだめだよ”

とか




“ここにいちゃだめだよ”

だとか



静かに制してくれる


どこかの境界線の人間



それを人間と呼んでいいのか解らないけど、

あの人は いつも行間に存在する。
 
 



夢を視たまま戻れない なんてことはない。
 
時間を忘れたまま倒れる なんてこともない。

その人間のおかげで 進んでいる



あなたにも居るはず。



酷く、気が狂いそうなほど美しい世界を視た後で
忘れさせてから目覚めさせてくれる存在。

夢に嵌り込まなくても生きていけるように

己の存在諸共、

吸い込んで あなたを朝に帰してくれるのは




他でもない、 


あなたの 、        。
 
 

 
 
 

20140517

co me dy .




ちっちゃく
ちっちゃく
折りたたんで

折りたたんで


遠くを見ながら
考えたんだ。


指の間から 漏れ出す雫に名前をつけたよ。
たくさん視た 水の中でも 新しいやつ
懐かしいやつ



おりたたんで
おりたたんで

気が済んだら 火を点けよう
一度しか点かないやつを。



それで 最期に鎮火しよう



名前の無い水で。






20140507

最期の記憶と最初の記憶。

 

 

不時着した宇宙船の中に、
宇宙の記憶を詰め込まれた人間が5人乗っていた。

気がついたら機体が真横になっていて、
床には何かの破片が散らばっていた。

宇宙は真っ暗だったけど、地球はなんて明るいんだろう。
 
破片は、磁力を持っているらしく、一所に固まっていた。
近づいてみると、とてもキラキラして綺麗だった。

(お土産に持って帰ろう)
起き上がろうとしたが、不時着のダメージで
うまく体が動かない。
左半身の感覚がまるで無かった。

なんとか右手で拾ってみると、
七色に輝く化石かなにかだった。
小さな木が入ってる。
胎児とか、
地図とか
セフィロトのようなものとか。

持って出れるだろうか?







地下鉄を出ると仕事場に繋がっていて、
落とし物を皆に配っている人がいた。

小さく折り畳んだレシートの裏に直々のメッセージがあり、

「そんなことないですよ、」と
言いかけたところで目が醒めた。










夢と現実の境目の窪みには1人の住人が居て、
在るときは
現実の誰かに乗り移っている気がする。



今日食べたアイス美味しかった。